いくつかの便秘解消法と健康法を紹介する。

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ビタミンCで便秘を解消する。

 

 

ビタミンCの腸への作用

 

ビタミンCは腸内で分解させるときにガスを発生させ、腸のぜん動運動を高めます。寝起きの朝にコップ一杯の水ビタミンC50mmgを摂ることが便秘解消に効果的です。実際に便を柔らかくする作用があり、適量を摂ることで、快適なお通じを習慣づけることができます。

 

 

ビタミンCの体内吸収はおよそ400mmgで飽和します。それ以上になると腎臓の働きで尿中に排出されます。一度に大量にとっても無駄になってしまいます。また、ビタミンCは体内に長時間保存できません。摂取後16日ほどで半減すると言われています。

 

ビタミンCをサプリで摂り過ぎたときは、おなかがゆるくなったり、下痢をすることがあるので注意しましょう。また、ふだんはなるべく野菜や果物から摂取するよに心掛けてください。

 

野菜の多くはビタミンCを含まれています。パプリカや芽キャベツ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、オレンジなどは特に多く含まれています。ビタミンCは水によく溶ける水溶性ビタミンなので、水洗いや調理の加熱でなくなってしまうことが多いのです。サラダなど生で食べるか、煮るより蒸す、手早く調理することが重要です。

 

 

 

ビタミンCの抗酸化作用

ビタミンCは水溶性のため、体の60%を占める水分において、抗酸化作用を発揮します。腸もビタミンCが働きやすい場所のひとつです。一方で体の細胞の細胞膜の脂質に抗酸化の働きをするのが、脂に溶けやすい脂質性ビタミンビタミンEです。ビタミンCとビタミンEをいっしょに摂ると2つの抗酸化作用が働きます。野菜サラダを食べるときにビタミンE豊富なエキストラバージンオイルとともにレモンをかけると、相乗効果が期待できます。

 

ビタミンCとコラーゲン

ビタミンCは、体内でコラーゲンが作られるときに必要な成分になります。コラーゲンは皮膚や血管など人体のさまざまな組織の構造を支える繊維状タンパク質です。

 

コラーゲンを構成するアミノ酸の一部を変化させるのにビタミンCを不可欠になります。この反応が起きなければコラーゲン繊維が不安定になり、皮膚や血管がもろくなってしまうのです。

 

ビタミンの抗ストレス作用

ビタミンCはは心身がストレスを受けているときに、ストレスに対処する副腎皮質ホルモンを作り出す材料になります。ビタミンCは抗ストレス作用も持ち合わせています。このように、健康や美を維持するのにたくさんのビタミンCが使われるので、できれば多めに摂取することが重要になります。

 

 

 

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