いくつかの便秘解消法と健康法を紹介する。

日本人の大腸の形はさまざまな形があり、ほとんどがゆがんだり、折れ曲がったりしています。そのなかには大腸が極端に折れ曲がった形状の人もいます。腸がねじれることで、便がそこを通過することができず、当然便秘になってしまいます。

ねじれ腸が特に起こりやすいの場所は、横行結腸と下行結腸とS状結腸です。水分が吸収されなくなって硬くなった便がこの場所を通ることになります。 硬い便によって膨らむことによって、長くなったり、ねじれたりしやすいのです。

腸はねじれた部分の便を通そうと激しく動くため、腹痛が起こります。そうすると、硬い便をやわらかくするために、水分をたくさん分泌します。硬い便の後に続いてやわらかい便がでることがあります。

ねじれ腸による便秘はう生まれつきなりやすい人や運動不足の人、運動をよくやってた人が休に運動をやめた人によく起こります。

ねじり腸が解消できるマッサージ法とは

実際やってみて効果があった水上式マッサージを紹介します。
そのマッサージは、腸のねじれているポイントを指先で刺激して、ほぐすマッサージです。 マッサージ数分後、排便できたので、ねじれ腸であるなら即効性が期待できます。

ねじれ腸を起こしやすいのは、左腹部の下行結腸、下腹部のS状結腸、左上腹部にある横行結腸と下行結腸のつなぎ目の３箇所です。

マッサージではこの３つのポイントを心地よく刺激してほぐしていきます。両手の親指以外の４本の指でポイントになる結腸をはさむようにして、ほぐしていきます。

このとき気をつけるのは、強く叩きすぎないことです。 痛くなるぐらい指を強く押し込むとようにすると、おなかに力が入って硬くなるので、マッサージ効果が薄れます。

下行結腸のほぐし

仰向けに寝て、両手の指先で下行結腸をはさむようにして、左腹部の下側にあてます。
腸を揺らすような感じで、右手の指と左手の指を交互に押していきます。
指先を小刻みに下から上へ、上から下へと少しずつうつしながら押していきます。
これ約１分間繰り返していきます。

S状結腸のほぐし

仰向けに寝て、リッラクスします。両手の指先でS状結腸をはさむようにして下腹部に当てます。
指先が少し沈む程度に、右手の指と左手の指を交互に押していきます
先を小刻みに下から上へ、上から下へと少しずつうつしながら押していきます。
これ約１分間繰り返していきます。

左上腹部にある横行結腸と下行結腸のつなぎ目のほぐし

横行結腸と下行結腸のつなぎ目は左胸の下にある肋骨の下にあります。指先で押して肋骨が邪魔をして、この部分を 刺激することができません。

この部分は間接的アプローチしてゆるめるようにします。そのためには両腕の力を抜いて 、腕を振るようにして体を交互にひねります。１分で左右３０回を目安に行ってください。

ねじれ腸の可能性のある３か所をすべて行ってください。このマッサージをするタイミングは、起床後と就寝前がベストです。