いくつかの便秘解消法と健康法を紹介する。

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痩せやすい体質になるための体が柔らかくする方法

 

ある大学の研究で体が柔らかいと痩せやすいという実験結果が得られています。このメカニズムはまだ推測の段階ですが、今、研究をすすめているところらしいです。

柔軟性が高いということは腱などが柔らかく、関節の可動域が広いことをいいます。だから、柔軟性が高い人では、ランニングやスポーツをしているときに、関節に必要以上に曲がってしまいそうになります。

 

 

その運動で使われる筋肉が収縮することによって、曲がりすぎを抑えるような動きをしようとする。関節の可動域がひろいので、広がり過ぎないように力を入れてとめているような感じです。

 

 

同じ強度の運動をしても、柔らかい人の方が実はエネルギーを多く消費していることになるということです。体が柔らかい人とかたい人が同じ動作をすると、体のかたい人の方がエネルギーがいるように思われますが、その逆になるという結果がとても面白いですね。

 

 

柔軟性を決める三要素

関節の構造

関節が動く範囲の限界は、構造的に決まっています。骨の形やつながり方によって関節を動かせる範囲が決まっているということです。基本的には構造はみんな同じですが、個人差は多少あるそうです。関節の構造はトレーニングによってかえることはできません。

 

 

 結合組織の特性

結合組織とは、筋肉や腱、靭帯など関節を動かしたりする組織のことです。年齢や性別、運動量などによってのびやすさや元にもどりやすさが違ってきます。

 

一般に男性の方よりの方が女性が、結合組織は伸びやすい性質をもっています。これは、エストラジオールという女性ホルモンの濃度が高いほど柔軟性が高くなると言われています。

 

また、年齢を重ねると結合組織のコラーゲンの量が減少し、コラーゲンどうしの結合が複雑になるため、結合組織が伸びにくくなるためです。結合組織の特性はトレーニングによってかえることができます。

 

 

神経の制御

神経を通してが筋肉や腱が傷まないように力がかかりすぎるのを防ぎます。筋肉が伸び縮みできる範囲をや強さは、神経によって制限されていることをいいます。その制限はトレーニングによって、広げることができます。
結合組織の特性神経の制御をかえることによって柔軟性をアップすることができます。

 

 

 

 

正しいストレッチング

体を柔軟にするにはストレッチングは有効です。ストレッチングを繰り返すことで、結合組織の特性が変化して可動域が伸びます。神経による動きの制限も広げることもできます。しかし、その方法を間違えると、柔軟性がつかないことがあります。

 

筋肉や腱の中に神経のセンサーがあります。ストレッチングのときに反動をつけたり、無理にひっぱるなど筋肉を急激の伸ばされるとセンサーが筋断裂のおそれを感じて、結果筋肉の伸びる長さを強く制限してしまいます。このことを伸張反射といいます。

 

逆に静かにゆっくりと筋肉や腱を伸ばすと、センサーは筋肉や腱にかかる負担を軽減するために、もう少し伸ばしなさいの命令がでます。これをゴルジ腱反射といいます。

 

正しいストレッチングとは、伸張反射にならないように、ゴルジ腱反射をおこすストレッチングをいいます。

 

 

 

効果的なストレッチング方法

 

1、反動をつけて行わない。

静かにゆっくりと筋肉を伸ばすと、さらに筋肉を伸ばそうと神経から命令が出る。(ゴルジ腱反射)

2、1回30秒×3セット以上行う

ストレッチングの効果がでるのは15秒から30秒は必要です。

3、週に3~5日以上行う。

効果を維持するために継続が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

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