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花粉症による鼻づまりになる仕組みとその鼻づまり対策

 

本格的にスギ花粉が飛びはじめる季節がきました。毎年この季節になると、花粉症の症状である鼻水や鼻づまり に悩まされていませんか?

また、どうしてこんなにたくさん鼻水が出るのだろう思ったことはありませんか?

まず、鼻水の役目はというと吸った空気の加湿・加温と異物の排除に役割があります。
もし鼻水がなくなってしまったら、人は肺を痛め、簡単に病原体を浸入をゆるすことになります。

 

鼻の奥に広がる空間を鼻腔といいます。内部は粘膜におおわれています。その粘膜には鼻腺という分泌期間が広く分布しています。この鼻腺でつくられる粘液と、粘膜の毛細血管からにじみでる水分と混ざったのが鼻水の正体です。

 

粘膜の乾燥を防ぎ、吸気に湯気を与えるため、鼻水は常時作られ一日に1リットル以上つくっています。健康な鼻水は粘性が高く、つくられた鼻水の半分以上は空気の加湿に使われます。

 

鼻水の量をコントロールしているのは、自律神経です。花粉が鼻粘膜にくっつくと、脳はこれを異物と判断して排除しようとします。自律神経は自分の意志では制御できない神経なので、鼻水の量を自分の意思で減らすことはできません。

 

鼻のあたりを冷やすことによって鼻のまわりの血管は収縮します。そのことによって、一時的に鼻水の量が減らすことができます。ただ、花粉症が治ってるわけでないので、冷やす効果がなくなるとまた症状はでてきます。

 

 

花粉症による鼻づまりのメカニズム

花粉症で鼻水とともにうっとうしい症状が鼻づまりです。息苦しいのとにおいが感じなくなります。鼻づまりとは、鼻にある粘膜が腫れて大きくなり、空気の通り道をふさぐのが原因です。鼻水がつまっているわけではないので、いくらかんでも鼻づまりは解消できません。

 

左右の鼻腔の中には、表面積を増やし、空気が粘膜とふれやすくするために、うすい骨が3枚貼りだしています。3枚のうちの最も下にある下鼻甲介の粘膜が大きくはれることが多いです。

 

鼻の粘膜のはれも自律神経に支配されています。鼻水を増やす指令は、同時に鼻粘膜の血管を広げる作用があります。 血管が広がることで、そこに多くの血液成分がたまり粘膜がはれることになります。

 

においを感じる部分は鼻腔の上部に集まっています。においの成分が鼻づまりによってこの場所に行きにくくなっているため、においがわかりにくなるのです。

 

 

花粉症による鼻づまり解消法のポイントは温める。

 

一時的に症状を抑えるなら冷やすこともいいのですが、鼻づまりは鼻粘膜のうっ血状態ですから、それを解消することです。だから、うっ血状態が解消して、鼻粘膜の血流を良くすれば鼻が通るようになります。根本の治療は血管を収縮させることではなく血流を良くすることで鼻づまりを解消します。

 

温かい蒸気を鼻に通すことによって、鼻の通りを良くします。

 

熱めのお風呂でしっかり湯気を吸い込む

そして、風呂上がりにすぐ寝るようにしましょう。鼻づまりが緩和したところで寝ると熟睡しやすいからです。

 

鼻に暖かいタオルをかける。

蒸しタオルを鼻全体にかかるようにして、かけましょう。ただし、息ができる状態でしてください。

スチーマーなどの加湿機器的なもので鼻の通りを良くします。

お風呂に入らなくてもできます。

 

鼻粘膜を守ってくれるワセリン

 

鼻づまりの原因になる花粉が鼻に入らないようにするのに効果的なのが、ワセリンです。

ワセリンを目や鼻のまわりに塗って、空気中の花粉をワセリンが捕まえて付着することで、鼻の中に行かないようにします。

また、鼻まわりの皮膚を保湿することによって、鼻水で鼻の下が赤くなるのを防ぐことができます。鼻の下を多く塗っておくのがポイントです。

ワセリンは安価で副作用もなく、安心して使えます。また、マスクのような息苦しさもうっとうしさもなく快適です。

 

ワセリンの塗り方

1.ワセリンを綿棒にたくさん付けて、鼻の中の周囲にぬります。

2.左右両方の鼻の中に塗ります。

3.鼻の周りを人差し指を使って塗ります。(量は多めに塗らないと効果が少ない))

4.目の周りを人差し指を使ってに塗ります。(鼻に比べて少なめで良い)

定期的にこれを繰り返し、効果を持続させます。

 

 

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