みかんを甘くする方法には、次の5つの方法があります、
空気穴を作ったビニール袋にみかんを入れて縛っておきます。そのまま日光に2日ほどあてます。
みかんを40℃くらいのお湯に15分ほどつけます。
みかんの皮に切れ目を入れて空気が逃げれるようにしておいてから、電子レンジ30秒ほどチンをします。
みかんの皮の水けをきって、皮ごと網にのせて焦げ目ができるまでやきます。(オーブンで焼いてもよい)。みかんの皮の栄養が中の実に浸透します。
手の中で数十回ほど軽くみかんを揉みます。または、みかんではげしくせず、短い距離でキャチボールをして衝撃を与えます。
上記のようにすれば、ミカンの実の細胞の呼吸が活発になります。そうすると、実の酸味であるクエン酸の分解が進み、すっぱさが弱くなっていきます。
すっぱさが弱くなると、実の甘み成分であるスクロール、グルコース、フルクトースの糖が強く感じられるようになり、相対てきに甘くなったように感じてしまいます。実際には若干、甘み成分が増加しています。
また、クエン酸が分解される過程で、二酸化炭素やアンモニア、アルコールがつくられて、くさみ成分が、新たに増加することになります。
みかんを食べすぎると、顔や手が黄色くなることがあります。ミカンの味にはβ-クリプトキサンチンというだいだい色の色素が含まれています。β-クリプトキサンチンは食物から吸収されやすいという特徴があります。
また、β-クリプトキサンチンは水酸基(OH)を有しているために体内に入ると脂肪酸と結合して 脂肪酸エステルになります。β-クリプトキサンチンの脂肪酸エステルは皮下の脂肪組織に蓄積されやすい特徴があります。
みかんをたくさん食べると、色素が皮下脂肪にたまり、手や顔だけでなく全身の皮膚が黄色くなります。手のひらはとくに脂肪が多いので黄色くなりやすいです。みかんを食べるのをやめれば、元の色にもどります。
最近の研究では、β-クリプトキサンチンの働きで動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症、肝機能異常、肥満の予防になるという結果が出ています。1日に3~4個以上のみかんを食べると上記の効果が期待できるそうです。
みかんは根から吸収した水分やミネラル、葉で作った養分はみかんの真ん中の軸にある維管束を通過して運ばれます。そしてミカンの房のなかにあるつぶつぶ(さじょう)に蓄えられます。このさじょうに栄養が貯めれるかどうかが、甘みを左右することになります。
へたの軸が太い実は、勢いよく育った枝に実っていたことを示しているから、養分が枝の成長に使われてしまい、実にはあまり届いていない可能性が高いので、逆に小さいならば実に栄養がよくいっているということになります。
大きい実は、皮と房の間にすきまができている実が多く、余分に水分を吸っている実になり、そのためあまり多くの養分を蓄えることがいない可能性が高いです。
皮がうすくて実がしまっていて重みがあるみかんは甘いのが多いです。
皮と実がピッタシくっついているものがベストです。
ミカンの表面はつぶつぶになっていますが、ここ部分ががきめの細かいものを選択します。きめの細かいみかんは、枝の先にぶら下がってついていることが多いので、そこには糖分がたまりやすいからです。また、肌ざわりが良いものは、甘いみかんである可能性が高いです。
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