いくつかの便秘解消法と健康法を紹介する。

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バナナを食べて便秘を解消する。

 

 

 

バナナは食物繊維やビタミン・ミネラルといった栄養素が豊富に含まれています。ほかにも、レジスタントスターチ、フラクトオリゴ、マグネシウムなど便秘解消に良い成分も含まれています。

バナナで 腸の働きを良くすることで、体内の水の流れもよくなるので、全身のむくみ解消にもつながります

 

バナナが便秘に良い理由

 

バナナには、食物繊維がたくさん含まれています。食物繊維には、大きく 分けて2種類あります。ひとつは水に溶ける水溶性食物繊維、もうひとつは、水に溶けない 不溶性食物繊維です。

 

水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになります。水溶性食物繊維を分解した腸内細菌は酪酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸を産出します。その結果、腸内のPHが低下し腸内環境が良くなります。

一方、不溶性食物繊維は大腸の水を吸って膨らみ便のかさを増やします。同時に便の運搬速度を速めることができます。

 

このように水溶性と不溶性の食物繊維は、それぞれ違う働きをするので、両方を 摂取する必要があります、バナナは両方の食物繊維がバランスよく含んでいて、整腸作用を促進させてくれます。

 

バナナは糖質のひとつであるフラクトオリゴ糖を含んでいます。フラクトオリゴ糖は、甘みがありますが、砂糖に比べてカロリーが低く、血糖値も上がりにくいのが特徴です。また、フラクトオリゴ糖は消化されにくい構造をしているので、そのまま腸まで届き、善玉菌のえさになって腸の調子を整えます。

 

その上、バナナには、腸内で固くなった便を柔らかくする働きのあるマグネシウムも豊富にあります。マグネシウムは日本人が不足しがちなミネラルなので、それ補足する意味で価値があります。

 

特に熟しきっていない青いバナナには、レジスタントスターチと呼ばれます。別名、難消化性でんぷんともいいます。レジスタントスターチは、体内に残った毒素や余分な脂肪をからめて体外に出します。また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の働きを合わせ持っています。

 

 

バナナにはセレトニンの素材になるトリプトファンというアミノ酸が多く含まれています。セレトニンには、ストレスを防ぐ働きがあります。バナナはトリプトファンからセレトニンへの変換を促すビタミンB6も多く含まれているので、ストレスを抑えるのに効果的です。

 

 

バナナのダイエット効果

 

 

バナナは1本のカロリーはたった86kcalで2本で172kcalです。これは、お茶碗1杯分の ご飯(252lcal)よりずっと少ないです。バナナはとても腹持ちがよく、満腹感が あり、腸にもやさしい食べ物です。

 

日本人は、夕食に重きを置いています。夕食そのものが高カロリーの食事であったり、 朝・昼に比べるとたっぷりの量を食べたり、お酒を飲んだり、お酒を飲んだりすることが
多いです。太りやすい食事の典型的な例です。

 

 

裏を返すと、夕食の量を減らせばダイエットができるということです。その点、夕食前にバナナを食べると自然に夕食の量が抑えられ、過食を防ぐことができます。腹持ちの良いバナナだと無理をせずに続けられるので、リバウンドする可能性は少ないです。

 

 

夕食の15分から30分前にバナナを1~2本と水分200mlを摂るだけです。この方法の良いところは、ダイエットのストレスが少ないことと栄養のバランスを整えることができるということです。

 

 

バナナをそのまま食べても良いが、それがレンジで温めて、ホットバナナにしたり、オリーブを塗ってフライパンなどで加熱すると、焼きバナナにして食べるのもおいしい食べ方です。また、無糖ヨーグルトをバナナにかけて食べてもよいでしょう。

 

 

 

 

 

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